アンテナユニットはベランダの手摺に設置された箱型ホルダーに外側より挿入しロック装置で固定されます。
アンテナの交換作業は安全第一が大切で慎重に行はれませんとアマチュア生命をも失いかねません。
安全帯同様な補助紐を設け万が一に備えることをお勧めします。
整合BOXの外観
防水性能を持ったアルミダイキャストケースの一端にはアンテナ本体の接続ナット(Cat. #082)があり、逆端にはM-R接栓があります。
アンテナ本体とフィーダーの接続間にチューナー部を設け、アンテナ整合システムとしました。
防水型アルミダイキャストケースはタカチ電機のBDN7-10-4N(pdf)に穴明け加工を加えてあります。
全てのバンド共πマッチ回路でバンド毎に参考値のLとCを選定し組み込んであります。
画面の内部回路は40mバンド用で、Lは1.6mmスズメッキ線を使い、Cにはマイカトリーマーを使い容量に応じて極板数を加減してあります。
6mバンドのCはエアーバリコンで対応しました。
アンテナ延長エレメント長とL・Cの調整はアナライザーで丹念に行い最良点を探します。
設置場所で調整の結果、各バンドで私の運用周波数範囲ではSWR1.1以内に納める事ができました。
耐圧を考えますとQRPでの運用には最適と言えます。
πマッチの参考値
バンドm C1pf L1μH C2pf
40 600 0.68 500
20 300 0.34 250
17 230 0.26 200
15 200 0.23 170
12 170 0.2 150
10 150 0.18 130
6 80 0.09 70
アンテナ整合システム
アンテナのオプション部品(以前の価格になっています)