問題点

                 Hamstick Antに関する問題点

2012年に入り間もなく、現在肝心な Hamstick Ant のサイトが不明です。

Made in USA が理由で接続ネジがインチサイズ、しかもわが国ではあまり使われていない24山/吋であるため市販で調達が容易でない。
ハーレーなどバイクを修理する工場にある可能性は高い。
アンテナ発注時に必要なオプション部品、ネジ(Cat.#082)・コネクター(Cat.#275)は同時に手配することをお勧めします。
Cat.#082は雄ネジと高ナットそれにインシュレーターが組み合わせになっています。
Cat.#275は片側M接栓(雌)に雄ネジと高ナットそれにインシュレータが組み合わせになっています。
マッチング回路を必要としない場合はこの部品(Cat.#275)が便利でしょう。
インチネジを避ける方法としてJISネジに改造するのも良いでしょう。アンテナ根元のネジは3/8インチ雄ネジですからM8mmに改削が可能です。
JISネジに改造の場合 Cat.#275を使うには雄ネジ部もJISネジに改削する必要からあまりお勧めできません。

基本アンテナで使用したい周波数に合せるには延長ロッドの伸縮で行います。私の技術では苦労の結果SWR2.5程度までで我慢が出来ない
ロッドは長めに出来ておりロッドの切断には苦労します。熱処理された鋼材ですから切断砥石でないと処理出来ません。鋸の目立て用ヤスリを使い切断位置の外周に磨り目を入れ折るのも一手です。
切り詰めは慎重に!ロッドを固定する押しネジもインチのマイナスネジ、紛失に注意です。

              アンテナユニットとホルダー製作に関するヒント

チューナーに相当する同調回路の係数は目安で、Tマッチの場合より調整する箇所の多い方が良好なポイントを得やすいのではないでしょうか。かなりシャープではありますが安定した性能を持続します。
Cにはエアーバリコンを使うべきですが小型でQRPを条件にマイカトリーマーで代用しています。
アンテナユニットを収容するホルダーは当初アルミアングルと板の組み合わせで箱状にしました。
その後アルミ押し出し形材のパイプを組み合わせる事で軽量で頑丈なホルダーとなる改造が行なわれました。
アンテナユニットをホルダーに挿入するとダイキャストケースに組み込んだピンがホルダーの鍵穴に飛び出しアンテナをロックする装置を付けました。
しかしアースが不確実で特性が不安定である事が判明、ホルダーに押しネジ部を設けアンテナ交換の度にアンテナユニットのロックとアースを兼ねるシステムに変更した。この改造はアンテナ交換時アンテナユニットの挿入方向を内側よりとする事で、落下を防ぐ安全対策にもなりました。

ハムとして機器の製作が困難になり、ハードとして工夫するにはアンテナ以外は無いのでは?
アパマンはアンテナタワーの踊り場に居ると思って下さい。さあー真似して下さい、ご安全に!!